音楽NFTとは?デジタル時代の音楽収益革命

Posted by .mura 編集部
ドットミューラでは、音楽NFTという形式で楽曲を限定販売しています。
本記事では、「音楽NFTとは何か?」や「なぜ音楽NFTなのか?」についてご説明したいと思います。
 
目次(クリックするとそのページに飛べます。)
 
 
 

1. NFTとは

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NFT

NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略称です。
NFTには固有のアドレスが割り振られており、他のものと替えが効きません。
例を挙げると、「アート作品」「有名人のサイン」「チケット」などがNFTでも販売されています。
どれも、「本物であることの保証」や、「正規に購入されたことの証明」が重要なものです。
その証明書が、ブロックチェーン上に作成されたNFTとなります。
 

FT

一方、NFTの対義語としてFT(Fungible Token:代替性トークン)というものがあります。
例えば「お金」や「ビットコイン」などが挙げられます。
 
あなたが持っている100円玉と、友達が持っている100円玉は同じ価値ですから、交換出来ますよね。

このように、FT(代替性トークン)は同じ価値を持つ同等のものと交換ができ、数字で集計できるものを指します。
 
 

2. 音楽とNFT

デジタル化の功罪

ブログコンテンツのクリエイティブ (37)

音楽はデジタル技術により、とても簡単にコピーが出来るようになりました。

CDとして流通していた音楽のデジタルコピーは、今ではSpotifyなどの音楽配信アプリによって配信されるようになり、スマートフォンからいつでもどこでも、簡単に聴くことができます。

しかし、この便利さと同時に、音楽業界における収益の問題も浮き彫りになりました。音楽のデジタルコピーが容易になったことで、アーティストや制作会社は著作権侵害や不正コピーによる収益減少に直面しています。これまではCDの販売やライブイベントなどが主な収益源でしたが、デジタル化により音楽の価値が下がり、アーティストの収入も減少してしまいました。

さらに、音楽の二次販売も問題となっています。かつては中古CDショップでの買取やオークションサイトでの出品が一般的でしたが、これらの販売ではアーティストにはほとんど収益が還元されませんでした。つまり、アーティストは一度の売上でしか収益を得ることができず、二次販売による収益機会が限られていました。

 

新しい収益源としての音楽NFT

こうした問題を解決するために、音楽NFTの登場が注目されています。音楽NFTはブロックチェーン技術を活用しており、楽曲データを固有のアドレスに紐づけることで、デジタルデータの「本物証明」や「正規購入証明」を可能にしています。これにより、アーティストや制作会社は自身の楽曲をNFTとして販売することで、デジタルコピーの問題や二次販売の収益機会を改善することができます。 
 
また、音楽NFTは取引履歴がブロックチェーン上で公開されるため、違法なコピーの販売やダウンロードを防ぐことも可能になります。これにより、アーティストや制作会社は正当な収益を得ることができるだけでなく、ファンも安心してオリジナルの楽曲を購入することができます。

総じて、音楽NFTはデジタル技術の進化による音楽業界の課題を解決する画期的な手法と言えます。アーティストとファンの関係がより密接になり、公正な取引が促進されることで、音楽業界全体の健全な発展に寄与することが期待されます。

 

音楽NFTで作られた"初回限定版"のようなアイテム

.muraでは音楽ファイルをNFT化し、楽曲リリース時に販売されていたCDの初回限定版のような形で販売しています。

ただし、物販ではなくデジタルデータであり、限定個数分しか販売しません。
また、単なるデータの購入ではなく、全てのアイテムが所有権が明確で、本物証明されている公式アイテムのため、ファングッズとしての価値も高いアイテムです。
 
 

3. ドットミューラの音楽NFTの特徴

.muraで販売されている音楽NFTの特徴は、大きく分けて2つあります

① 公式・本物証明されたアイテム
② アーティストへの収益還元が良い

 

① 公式・本物証明されたアイテム

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仮に元の音楽NFTからコピー作品を作成したとしても、そのコピーのデータはブロックチェーンには存在しないため、オリジナルとコピーの識別が可能です。
 
つまり、音楽NFTで販売されている楽曲は全てアーティスト公認のものであり、公式グッズであることが承認されています。
 
 

② アーティストへの収益還元が良い

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音楽NFTで販売することにより、楽曲の売上や著作権利用料等がアーティストに直接還元される仕組みが再構築されました。ドットミューラでは、NFT売上の70%がアーティストに還元されます。
 
従来は、CDの売上の一部がアーティストに収入として入る仕組みが存在していました。
現在はストリーミング再生が主流となり、1再生当たりおよそ0.1円にまで価値が下がり、アーティストに入る収益が減少しています。
 
音楽NFTでは、直接楽曲を購入した場合はもちろん、二次販売での売上の一部がアーティストに直接還元される仕組みが実現可能です。
 
また、楽曲を購入することで直接アーティストを応援することができるので、楽曲を通じてアーティストとつながることができることも、アーティストと楽曲購入者の双方にとって大きなメリットであるといえます。
 
ドットミューラでは2024年に二次流通マーケットの公開を予定しています。
一度購入した作品を別のオーナーに向けて販売し、その売上の一部がロイヤリティとしてアーティストに還元される仕組みになる予定です。
 

まとめ

  • 音楽NFTは "本物・公式証明" されたデジタルデータ
  • ストリーミング再生はアーティストの収益源としては不十分
  • ドットミューラでは、楽曲発表時に "初回限定版" のような形で音楽NFTを販売
  • ドットミューラで作品を購入すると、高い還元率で直接アーティストを応援することが出来る
 

本ブログでは今後もアップデート情報や音楽NFTの最新情報を随時公開していきます!

今後ともドットミューラをどうぞよろしくお願いいたします。

 

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